れお|イギリスハーフ英語

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これであなたもネイティブに。イギリス発音講座②[ɒ]編

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みなさんこんにちは!れおです。今回もイギリス発音講座❷[ɒ]ということで今回[ɒ]について説明していきます![ɒ]の記号はぶっちゃけ見慣れない発音記号かもしれません。UK系の辞書にはよく使われている記号です。日本の辞書では[ɔ]と表記されています。これなら見たことがあるかもしれません。ですが[ɒ]と[ɔ]は実際別の音なんですね。

なのでUK発音勉強したい!って方は[ɒ]は通らなければならない道です!

 

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さてまずは口の形から。図のように口の形を鏡を見ながら整えてみてください。イメージ的には口を開いてから少し唇を丸めるイメージです!

代表的な単語は図の通りです。このページの最後に音声動画を載せておくのでぜひ確認してみてください!!

 

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❶かなり「オ」に近い音

結論から言うと[ɒ]はかなり「オ」に近い音と言えます。しかし、日本語のように声帯の中部から出すのではなく、声帯の下部から押し上げる形で音を出すので「オ」の音が少しかすれます。結果として「オア」に近い音になります。

 

❷口を縦向きの楕円のような形に

これに関しては上記の図をもう一度参考にして頂きたいんですが写真では横向きの楕円に見えると思います。この写真奥行きが見えにくいと思うので文面でも説明します。イメージ的には口を縦に開いて発音する時に少しだけ唇をすぼますことでこの音を出しています。だだし窄ませすぎるのはアウト。[ɔ]の音になってしまいます。

❸かなり短く力強く発音

[æ]の時とは違いさらに短く発音してください。動画内にも音声を載せますが有声子音がつく場合でもそこまで長くなりません。そして力強く。声帯の下のあたりから音を出すことを意識してみてください。詳しくは❹で解説します!!

❹喉を少し絞る

さてここがイギリス英語だけでなくネイティブっぽい音を出す最大のコツです。喉です。日本語は個人的には声帯などの上部や中部を使って音を出す印象なんですが英語では下部がうまくコントロールできなければネイティブっぽい発音は難しい印象です。イメージ的には声帯あるいは喉仏が上に押し上げられる感じです。その際喉が狭まるので喉を少し絞ると言うように表記しています。

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さてここで一度この文を自分で読み上げてみて、録音をしてみてください。

この後にくる動画でどれだけ自分の発音との乖離があるか比較してみましょう😎

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さてアメリカ英語との違いも確認しておきましょう。今回はGodと言う単語を用いて説明をしていきます。簡潔にまとめるとアメリカ英語では「アー」と発音されイギリス英語では「オア」と言う音で発音されると言うことです。発音の実際の違いは動画の方で解説します!

さて最後に動画!!練習用と解説用、二つとも載せておくので練習用でたくさん練習してわからなくなったら、解説用をみると言うことを行っていくと効果的です😎

練習法としてはまずは短い単語一つ一つから仕上げていくこと。少ない量を完璧にこなしていくことでどんどんと発音は上達していきます。少ない量を完璧にできたら次は少し長めの文章にチャレンジしてどんどんと量を増やしていくことが望ましいです。

それでは動画!!これであなたもイギリスネイティ部🇬🇧

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これであなたもネイティブに。イギリス発音講座① [æ]編

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みなさん、こんにちは!れおです。

今回は一番最初のイギリス発音講座ということで[æ]について詳しく解説していきます😎

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まずは口の形から。イメージ的には上のリンゴについている口の形のような形で口を開く。一言で言うと口を「横に大きく開く」を意識して発音する。

代表的な単語は図の通り。今回は発音の感覚を掴んでもらうために短い単語をチョイス。追加でこの単語はよく使われたりするのでこれらも参考にしてください!

answer /ˈænsər/

as /æs/

access /ˈækˌsɛs/

past /pæst/

gas /ɡæs/

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さてここから少し詳しく解説。

ポイントは❶〜❹まであります。

❶かなり「ア」に近い音

UK発音における[æ]は最近、[a]と表記されくらいには「ア」の成分が強いです。このブログの最後に添付する動画を見て実際に音を確かめてみてください!

注意点:かなり「ア」に近い音とは言うものの、「ア」ではないから注意。具体的には「ア」と言う時に喉を絞りながら発音するイメージなのでちっちゃく「エ」が付きます。これに関してはまた❹で詳しく解説します。

❷口を大きく開いて横に唇を引っ張る

さて一番最初に「口を大きく横に開く」ということを述べましたが「唇を大きく横に引っ張る」ことを意識してください。上に載せているリンゴの写真をイメージして口の形を整えてみてください。ただ歯は出しすぎると発音しにくくなります。ほどほどに。

短く力強く発音

有声子音がない場合[æ]は短く発音をしてください。喉仏の下のあたりから短く力強く発音することが非常に重要です。ぶっちゃけ言えばここでイギリス英語らしさが出ます。注意点としては有声子音がつく場合[æ]は少し伸びます。ここではしっかり伸ばして音をちょっと弱めて有声子音を発音してください。

ちなみに有声子音は[d],[b],[g],[v]など・・

❹喉を少し絞る

ここができるかできないかで大きく変わってきます。日本語の発声とはここが大きく異なる。喉を少し狭めるイメージで、喉仏あるいは声帯を上に押し上げる形で発音しています。これが英語っぽさを出すポイントです。これがあるせいで完全な「ア」ではなく、くすんだような形の音になり、結果的には「エア」みたいな音になっています。イメージしずらいと思うのでブログの最後に添付する動画を参考にしてください!

 

では例文:

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発音は動画の下の部分に載っけておきます!!

 

最後にアメリカ英語との違いをと例文の和訳を載せておきます!!

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アメリカ英語との大きな違いはイギリス英語では「エ」の成分が限りなくないのに対し、アメリカ英語は「エ」の成分がかなり強いと言うこと。例えば:"Bag"と言う言葉はイギリス英語の場合「バアーツグ」になるのに対し、アメリカ英語の場合は「ベエーッグ」と言う形になります。アメリカ英語では長く、大袈裟に発音されます。

さてここまでお疲れ様でした!

最後に動画!これを見てたくさん練習すれば身に付くはずです!!

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